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重防食塗装
塗装は、実用的に防錆防食の目的に適するためには、
被塗物の条件に合致した塗料の選定及び塗装を行うことが必要です。
鋼表面に直接塗装する塗料はプライマー、錆止め塗料、下塗り塗料と呼ばれます。鉄鋼その他の防錆防食の目的で塗装する場合には、錆止め塗料のみでなく、何層かの塗料を塗り重ねて、全体として目的を達するように設計されているのが普通です。
上塗りには美観、耐候性、環境遮断性、機械的強度を合わせもった塗料が選定され、中塗りには下塗り塗料と上塗り塗料間の付着性改善、合計膜厚の確保などを目的として選定される場合が多いです。